民事再生と他の方法

個人の民事再生と特定調停の違い(その1)


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個人の民事再生と特定調停の違い


個人の民事再生と特定調停の一番の違いは、債権者全員の合意を得る必要があるかどうか
という点になると思います。さらに、元本のカットがあるかどうかという点も個人の
民事再生と特定調停の違いだと思います。


ここでは、個人の民事再生と特定調停についての違いについて見ていきたいと思いますが、
まずは、簡単に特定調停について説明しておきたいと思います。




特定調停とは?


特定調停とは、債権者と債務者が裁判所を間に入れて、話し合いを行なう
借金整理の方法になります。
話し合いが原則である為、貸金業者などの債権者の合意を得る事が前提となっています。

ただし、特定調停を行なう事で、任意整理と同じく、利息制限法を超える金利で、
貸し付けを行なっている部分については、利息の再計算を行い、利息を減らしたり、
払い過ぎた利息部分の金額については、借金の元本から差し引く事が可能です。


さらに、利息の再計算を行なう為には、借金の残額や今までに返済した金額の取引の経過など
についての情報が必要になります。このような情報は、借金をしている債務者側では、
正確に記憶している人は少ないので、貸金業者などの債権者から情報を提供してもらう
必要がありますが、任意整理の場合には、貸金業者などから提出されない場合があります。


このような場合には、特定調停や民事再生を行なうと、債務者側に取引経過の
資料を求める権利が与えられる為、借金の取引経過の資料が集めやすくなります。


このように、債権者と債務者の話し合いを行なう場合でも、特定調停という方法を
利用する事で、裁判所が間に入るため、任意整理などの私的に行う話し合いよりも
借金整理の処理が行ない易くなるのが特徴です。



特定調停とは、このような特徴がある借金の整理方法になります。
では、次のページで、具体的に特定調停と個人の民事再生の違いについて見ていきたいと
思います。




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2008年09月18日 07:30